4日目は美術館巡りです。
ウィーンといえばクリムト。
ウィーン市内の美術館はこれでもかというぐらいクリムト推しです。

ウィーンでの予定

・ウィーン市内の教会散策
・ベルヴェデーレ宮殿
・Figlmuller
・ウィーン美術史美術館

ベルヴェデーレ宮殿に行く途中で出会った教会

朝9時に到着するようにベルヴェデーレ宮殿に向かいます。
途中でいくつもの教会があったので入ってみました。


結構馬車が走ってます。

ホテル近くの教会に入ってみました。

やはりカトリック教会は美しいです。
メメントモリの思想のため、髑髏や人形があります。
色んな国を周って、色んな国の教会に行きましたが、ここウィーンの方が熱心な信者が多いと感じます。
必ずミサをしてる教会にあたります。
綺麗でまさに祈りにふさわしい空間です。

ロシア正教会を見つけました。
ちょうど礼拝をしており、中の写真は撮れませんでした。
庭は綺麗な花が咲いていました。
沢山の信者が来て、順番に聖書?に口づけして祝福されてました。
祝福されると、ハラハリハレホー♪ってシスターたちが歌って、ドラクエの呪文みたいだなぁと思いました。
ロシア正教会では女性は必ずスカーフか何かで頭を隠すこと。
ここの教会は14時までに行かないと入れませんの時間に注意。またミサの時も中に入れません。

 


またベレヴェデーレ宮殿の近くに教会がありました。
こちらの教会は名前がわかりません。
判明しました。Katholische Kirche Mariä Heimsuchungという名前の教会です。
ハートに十字のマークって凄い中二心をくすぐります。
カトリックなので内装が豪華です。皆、綿毛がついてる枝をもってましたが、何に使うんだろ??


またこの教会は、とても小さい教会で地元の方が沢山来ていました。
朝9時前は皆祈りに捧げに来るのでしょうか。

ベルヴェデーレ宮殿に到着!!

なんやかんやでベルヴェデーレ宮殿に到着しました。
9時開館でちょうど9時ぐらいに到着。


めちゃくちゃ遠い。
え、クリムトまで遠くね??


お洒落カラス発見。
市民の憩いの場になっているようで、ジョギングや散歩している人が多かったです。
クリムト目当てで来たので上階のチケットしか買ってません。
ベルヴェデーレ宮殿は上階と下階にわかれてます。
絵画は上階です。
Belvedere(ドイツ語・英語)ここの公式サイトでチケットを買っておきましょう。
絵画目的なら上階で十分。Single Ticket Upper Belvedere €16を購入です。

ツアー団体が多く、チケット購入だけでも混雑すると思いますので、ネットで購入しましょう。
私達の時は3つのツアー団体とぶつかりました。

上に上がると…

宮殿らしい空間が出迎えてくれます。
ここにクリムトの接吻のレプリカがあります。
事前に調べた情報だと、このレプリカ以外は写真撮影禁止と聞いてたので、レプリカと2ショットを撮ろうとしたら、

職員のお兄さん「それレプリカだからそんなのと撮らないで、奥に行って本物と撮ってきな!!」
え?撮れるの??解禁したの???
なんとクリムトの接吻は写真撮影可能になりました!!!
(2019年4月現在)

早速奥に進むと、

セガンティーニ「悪しき母たち」が!!!!
真っ白な凍える世界に青白い死んだ女性が木に絡めとられ、その胸に幼子が乳を吸う。
悲鳴も何も聞こえない真っ白なこの世界にあるのは絡めとられた女性の魂と幼子だけ。
奥の木にも同じように女性が捕らえられています。彼女達の犯した罪は堕胎。
イリカの「涅槃」という詩をもとに描かれた作品のようです。
でも奥から暖かい日が差しているので、彼女達の魂が救われることも暗示しています。
退廃的で神秘的な絵ですね。


そして隣にあったこの絵。
見てるだけで痛く辛い…タイトルも確かLOST。
フランツ・フォン・シュトゥックの作品です。彼のサロメが有名です。
芸術家の王様と評された画家でもあります。
この絵の悲痛な叫びが…
裸同然のボロをまとった男…真っ白で冷たい雪の世界…天を仰ぐ男の何かを訴えるよな表情…
ここまで心にくる作品はないですね…。


奥に行くとクリムトの接吻が!!!!人が多いのでここは一旦スルーして、奥に行きます。

エゴンシーレの作品。
クリムトの弟子であり、28歳という若さで亡くなったエゴン・シーレ。


エゴン・シーレの死と乙女。
有名な作品なので知っている人も多いかも?
やせ細った女性が男にすがる絵って解説がありますが、違うと思います。
足を見ればわかりますが、女性は痩せてないです。男の服で腕が細く見えてるだけ。
そして、女性の顔は髪で隠れて表情がわかりませんが、男性の目は見開かれています。
男性の方が動揺しており、そして女性はそっと抱きしめてる割には、男性はしっかりと女性を抱いてます。
むしろ彼女の手の動きは離れようとしているようにも見えます。
エゴン・シーレが愛人に俺は結婚するけど愛人でいてくれよって提案したら、断られたときに描いた絵のようです。
なんつーか、シーレの屑っぷりがわかりますね…。



私、エゴン・シーレ好きじゃないんですよね…
好みの問題なんですが、彼の絵って鬱々として陰気な感じがたまらない。
家に飾りたくない絵です…師匠のクリムトの絵と比べたら真逆。
クリムトの絵は女性が美しく、明るい。シーレの作品は皆陰気な感じがしてね…。

クリムトのアダムとエヴァ。
己の美しさを誇ったエヴァとは対照的にアダムは疲弊しきってます。
女としての美を前面に押し出したエヴァの足元に毒々しい花々。
ヒョウ柄が絡みついていて蛇のよう。まさに悪女ですね。
アダムの腕が描かれてないから未完の作品かな。


クリムトの花嫁。未完。
花嫁というタイトルなのにとても奇妙な絵。
一人の男、花婿に絡みつく女の集合体。
男が今まで付き合って捨ててきた女たちなのかなぁ…。
背中を向けた女性も意味深。未完なのが悔やまれる作品ですね。

先に進むとがらりと変わります。


写実的な絵が来ました。


ナポレオン!!!超有名な絵で教科書にも載ってますね。
ジャック=ルイ・ダヴィッド作です。4枚あってそのうちの1枚がここにあるとは!!!

ここから先は旧約・新約聖書をテーマにした絵になります。



はい、きたー!
スザンナの水浴。
大人気のお題です。
どこの美術館に行ってもあるんじゃないかと思われるほど、このテーマは多いです。
エロ親父二人が若く美しいスザンナのお風呂を覗き見をして、関係を迫るシーンです。
昔からこういうセクハラというか性犯罪はなくならないんですね…。


サロメ。切られたヨハネの首から流れる血が生々しい彫刻。
ドイツ語圏の作品は細かい。

そしてクリムトの接吻を見に行きます。



大きい!!!そして美しい!!!
金箔や絵の具の流れがとてもわかり、立体的で美しい絵です。
この絵は実物を見ないと凄さが伝わりませんね。
本当に立体的で、金の光具合が美しいです。
クリムト独特の幾何学模様で男性は□、女性は〇で表していますね。
崖の上という危うい場所にいる男女。愛はそのような危険もあると表しているのでしょう。
甘美な時だけではなく、このようにすぐ後ろには危険があることを。
でもこの女性の愛に包まれた表情。まさにThe クリムト。
この絵はオーストリアから門外不出に指定されている作品です。
是非、ウィーンに来てみてください!
この幾何学模様の元になったと思われる絵が近くにありました。


クリムトが描いた花です。彼独特の幾何学模様はやはり自然から来たのかなって思いました。
正直、この絵はクリムトって言われないとわかりませんね。


このクリムトの絵はどことなくエジプトな雰囲気があります。
彼はエジプト美術にも影響を受けてるのがわかる作品ですね。
女性の髪形なんて、まさにファラオのようではないでしょうか?


これもクリムト。やはりクリムトは黄金が似合いますね。この絵も素敵ですが、クリムトってわかりません。


クリムト、未完の作品。

今ちょうど日本でクリムト展をしているので、そのせいでクリムトの作品が何点かありませんでした。
それでも十分見ごたえがあると思います。

窓からパチリ。

ついでに上の階にも行ってきました。上の階は現代アートでした。
正直、意味わかんねー作品ばかりで、時間を無駄にしました。
しかも、写真撮影禁止でした。
いやいや、無名なんだから、むしろ写真撮らせてシェアさせて話題にしてくれたほうがいいやろ。

次はお昼ご飯を食べに行きます。

ウィーン市内の教会

途中で教会を発見しました。

こちらの教会は英語名でSt. Anne's Churchになります。
コンサートをよく行っている教会で、バロック様式が特徴です。
美しい教会でクラシックを聴くのは最高でしょうね。
音楽は神に捧げる祈りでもあるので、理にかなっています。

聖ペーター教会にも行きました。
街の中心にあり、なんとちょうどコンサートをやるところでした。指揮者はなんと日本人!!!
音楽の国で活躍しているなんて嬉しいですね。
教会でクラシックを聞くなんて、すごい贅沢です。しかも無料です。
しかし、美術史美術館に行かなくてはいけないので、寄付だけしました。
キリスト教では音楽は神にささげる祈りです。ですので、宗教音楽が発達しました。バッハとかね。
そして聖職者しか演奏と歌うことを許されていませんでしたが、最近になって信者も歌うようになったのです。
ウィーンは教会でコンサートが非常に多いです。
音楽好きには嬉しいですね。

Figlmullerでウィーナー・シュニッツェルを食べる!

ウィーンと言えば、ウィーナ・シュニッツェル!!!
仔牛を使っているお店が多い中、ここのお店は老舗で豚肉を使っているとのことです。
1日200枚以上売ってる超人気店なので、予約は必須です!!!
FIGLMÜLLER(英語)公式サイトで予約できますので、必ず予約しましょう。
お店は2店舗ありますので、お店を間違えないように。間違えてもすぐ近くだから大丈夫ですw


行列ができてます。


めちゃくちゃデカい。薄いけどデカい。


付け合わせにウィーン風ポテトサラダを選びました。
これも量が多いです。
完食できず…。


外を見ると行列が。
人気店なのがわかりますね。

 

ウィーン美術史美術館

ウィーナー・シュニッツェルを食べた後は美術館に来ました。


私は2回目になります。前回オカンと来ました。


クラナハのユディトが出迎えてくれました。
前回来た時はこの絵はなかったです。ちょうど日本でクラナハ展があり、貸し出されてました。


今回は2つ見れました。こちらは銀の皿なのでサロメですね。
それにしてもクラナハは美女と生首を沢山描いてます。
クラナハ=ユディトかサロメってぐらい描いてます。
クラナハが描く女性は皆同じ顔をしてます。
その割には切断面を生々しく、肌の色も死人らしく描きます。
可愛らしい女性が微笑を浮かべ、生首を持ってるギャップが人気の秘密かもしれませんね。
ちなみに彼女達は当時流行っていた服を着ています。


凄いあほ面したアダムです。
イブは手に蛇をつかんでいます。
まさに今から知恵の実を食べさせようとしている瞬間なのですが、アダムのあほ面にイブのあくどい顔…
男性=純粋無垢、女性=悪という絵ですね…。


クラナハのロトと娘達。
娘達が実の父親であるロトを誘惑するシーンです。
聖書ではこういうぶっ飛んだ話が多いです。
後ろで街が燃えてます。奥さんは塩の柱になってます。


ここからバルトロメウス・スプランヘルの作品が続きます。


ヴィーナスとアドニス 。下のわんこは地獄の番犬ケルベロスらしいですが、ちょっとかわいいですね。
彼の作品はマニエリスムらしく引き延ばされた体を優美に描いています。


ルクレツィアの凌辱だったかな。裸体が美しいですね。


ヴィーナスとヴァルカン。


サルマキスとヘルマプロディートス。
これは結構珍しいテーマですね。美少年のヘルマプロディートスを女性のサルマキトスが強姦する神話から来てます。
サルマキトスが木陰で服を脱いで今から襲い掛かるシーンです。
あまり見ないテーマです。ちなみに二人は交じり合って両性具有者になりました。
ヘルマプロディートはそのことを嘆き、彼が浸かった泉を浴びたものは同性愛者になる呪いをかけました。


無知に打ち勝つミネルヴァ。胸をはだけさせて正義を主張してます。
官能的な絵でありますね。彼は主に官能的に神話を描き、皇帝に気に入られました。


途中でドラッグクイーンに出会いました。
美術館にドラッグクイーン!?って思ったら、どうやらツアーガイドのようで英語でブリュ-ゲルの作品をちゃんと解説してました。
え、こんなツアー絶対楽しいやん!!!

こちらがドラッグクイーンが解説していたブリューゲルの作品達です。


バベルの塔。
彼のバベルの塔はローマのコロッセオをからきたとか。
バベルの塔は建設しているのに途中から崩れ落ちていますね。


農民画家らしく、農民の絵です。農民の踊り。
この絵は農民を嘲笑しているといわれています。
何故かというと彼らは神をないがしろにしているから。
人目をはばからず抱擁してキスをするカップル、
七つの大罪の一つである暴食大食の証であるスプーンを帽子につけた男。
見にくいですが、その男の足元には藁の十字があり、踏みつけてます。
そして木に小さく張られたマリアの肖像。誰も見向きません。
農民はこうもあさましい生き物だと問いかけてます。


この絵もそうですね。農民の婚宴。
花嫁がいるのに花婿がいない謎の絵です。
人生で輝ける瞬間である花嫁は、さえない村娘。
お腹を空かした子供は指までなめる始末。
音楽隊の男の一人はご飯に視線がいってます。ひもじいのでしょう。


失楽園です。ケルビムが剣を持ち、追い出してます。


有名な絵画が絵の中に描かれています。
この絵の中に知っている絵はありましたか?


この絵2枚は先ほどの絵画の中にありました。
アベルの殺害と聖マルガリタです。


私の好きな絵がきました。
ただグラスを描いているような絵ですが、真ん中は聖杯。
その上の光に薄っすらと十字のイエスが浮かんでいます。
聖杯を彩る麦はパン。つまりイエスの肉体。ブドウはイエスの血。
一見するとただの静物画ですが、れっきとした宗教画です。


レンブラントの肖像画。

そして、次は巨匠ルーベンス。



このメデゥーサの首は圧巻ですね。
クラナハのような生々しさはないのに残酷な絵です。
残酷で美しい計算された絵です。それゆえに生々しさがない。
蛇の動きが毛虫みたなのも特徴的です。


サムソンとデリラも傑作といわれても過言でないと思います。
裏切られてサムソンの悲痛な叫びがこちらにまで聞こえてきそうです。


ルクレティアの自殺。
パオロ・ヴェロネーゼの作品です。ルーブル美術館にあるカナの婚礼を描いた人です。
美しいルクレティアのどこか悲痛な表情に緊迫感が漂います。


きました。スザンナの水浴。ティントレットの最高傑作ではないでしょうか。
この輝くスザンナの裸体。この絵が飾られてる空間で圧倒的な美しさを誇ってました。


そしてカラヴァッジョへ。
カラヴァッジョスキ達の絵もありましたが、やはりカラヴァッジョが圧倒的です。
彼の絵に視線がいってしまいます。
明暗の使い方、劇的な構図、まるで映画のようなワンシーン。
彼の絵の隣に飾られた絵画が可哀そうになります。
同じ巨匠でないと釣り合いがとれないです。
彼の描く茨の冠を被ったイエスなんて、官能的です。
これ見て改めてカラヴァッジョはゲイだと思いました。
おっさんをこんな官能的に、そして劇的に描けるでしょうか。
この絵は近年カラヴァッジョの真作だと認定されました。
逆にカラヴァッジョじゃなかったら誰なのか。


ルカ・ジョルダーノ の反逆天使の墜落。
まるで女性のような優美なミカエルがルシファーたちを地獄に落としています。
勇ましい戦いの天使ミカエルというよりも、美しく優美なガブリエルみたいですね。
下の反逆者たちが恐ろしさに叫んでいます。


巨匠ティツィアーノの作品ダナエです。
黄金の雨で忍び込んだゼウスが金貨になっています。
そして強欲な侍女の老婆が金貨を集めていて、若さ・美と老い・醜さを対比していますね。
物語性があり、色んな画家に影響を与えた作品です。


こちらも巨匠ティツィアーノの作品です。
2017年にLOUIS VUITTONのMATSERSコレクションに選ばれた作品です。
マルス、ヴィーナスとキューピッドはティツィアーノの作品の中でも最も官能的な傑作の1つとも評されています。


ラファエロの草原の聖母。傑作のひとつにも数えられている作品です。
穏やかな聖母の表情。この構図はミケランジェロから影響を受けているのがわかりますね。


コレッジョの作品2枚。
ガニュメデスとイオ。
イオはエルミタージュ美術館にもありました。
コレッジョの傑作と言われている作品たちです。
特にイオは官能的な絵です。


パルミジャニーノの肖像画。イケメンで絵の才能もあったのに錬金術にはまって37歳で死んだ人…
ウフィツィ美術館に彼の傑作、長い首の聖母があります。


珍しい構図のユディトです。男のように勇ましいユディトがこちらを睨みつけています。
生々しい切断面のみで生首は見えません。
ユディトの力強い無機質な瞳は己の所業に覚悟を持って遂行したことが伺えます。


巨匠ベラスケスのマルガリータ王女。
ベラスケスの晩年の絵は印象派画家の先駆けと言われてますね。
遠くで見ても服の質感は見事。この絵は一時期行方不明で発見されて、大規模な修復を施されました。


ヴァニタス。アントニオ・デ・ペレーダの作品。
この道具に一つ一つ意味があり、それを解くのがヴァニタスの楽しみです。
時計、砂時計と蝋燭は時間。刻一刻と迫る死。栄華の儚さ。
貴金属や金貨:死後価値のないもの。
鉄砲や甲冑:武力の象徴。
天使の指さす地球儀:カール5世の帝国。
本:知識の象徴。
儚い現世に対しての一種の悟りの絵ですね。


豆の王。ヤーコブ・ヨルダーンス作。
この絵も一見楽しい明るいですが、教訓です。
紙で作った王冠を被った人を王様扱いして皆で楽しんでるシーンですが、
はしゃぎすぎて羽目を外すことを戒めてます。
よく見ると飲みすぎて吐いてる人や子供もお酒を飲み、床には散らばったご飯やお皿、肩を組む男女。
犬まで出てきてます。


セクハラのシーン。この絵は一体…w


まさかのボスの絵が!!!!
すみっこにあって、危うく見逃すところでした!!!!
彼は人物画はそんな上手くないですが、この独特の絵柄と世界観!
悪魔も可愛いかったりして、彼はまさに奇才です。


女の人生。
生まれたばかりの赤ん坊から、鏡に夢中な若い女性へ成長。彼女は今自分の美貌と輝かしい若さに夢中。
だが、すぐ後ろに砂時計=老いを持った骸骨=死がたっており、
老いを止めるかのように手を伸ばしているのは、女性の老いた姿である老婆。
人の一生はあっという間で短いもの。

フェルメールの絵画芸術。
彼は実はカトリックみたいですね。
ただオランダはプロテスタントの国なので、神を直接描くような宗教画はよりも、
一見すると日常の風景だけど戒めとかそういうのが多いです。
彼の絵はとても静か。静かで穏やかでありながら、どこか闇を感じる絵があったりして好きです。
恋文とかね。
彼の絵はとても静かでありながら、信仰心をうかがえます。
この絵はフェルメールが借金地獄でも手放さなかったので、彼の信仰を表した絵ではないかと思います。


クレオパトラの自殺。蛇がなかったらわからないですね。

絵画で疲れたので、世界で一番美しいといわれるカフェで一休み。
常に混んでます。たまたま空いてたので速効入りました。

上からの写真です。


店員さんがマリア・テレジアの名の付くココアとコーヒーを勧めてきて頼みました。
これ、が入ってんぞ!!!!!!!!!!!
お酒を飲まない我々からしたら、苦痛、毒薬。
苦いし、まずいし、ココアの甘さが完全に消えてる。
水だけ飲みました…。

気を取り直して、美術館巡り再開。
たまたまマーク・ロスコの特別展がやってました。


この絵で3億円だって…??
だから現代アートは嫌いなんだよ!!!!

瞑想する絵とか言われてるけど、それそんな価値あるか??
抽象表現主義だとか言われてるけど、なんだこれ。
これみて心になんも響かんわ!!!怒りしかない。
私は絵画で感動したいの!!!芸術は人の心を動かすものだろ!!!!
絵画しかり音楽しかり、魂を揺さぶるものなの!!
こんなのが評価される意味がわからんわ!!!!!!

前回行ってない地下に行きました。


船の模型。帆が絵になっててすごい!


これよく見たら女性の彫刻が。すごいですね。


これは美術館で推している作品です。
チケットにも載ってます。

エジプトコーナーにも行きます。


初めて見たワニのみいら。小さいワニまで可哀そう。


古代ギリシャの彫刻ってなんでこんなレベル高いの?
そしてどんだけ裸体を彫りたいんや。ここまで来たら執念を感じます。


昔のタペストリー。人間の技術の進歩がわかりますね。
このヘタウマから神話を描くほどになるのですから、芸術はすごい。

この日は美術館巡りでクタクタになり、ホテルに帰って休みました。
サウナがあったので、サウナに入ったのですが、めちゃくちゃ熱い。
翡翠の腕輪をしてるんですが、5分で熱くなって、肌がやけどする勢いでした。
皆、海外のサウナは熱いから絶対にアクセサリー外せよ。
マジで5分いるだけで全身真っ赤になります。
爆睡した。

次はオペラです。

コメント一覧
  1. S より:

    いや~、もうたいへん、ついていけません。貴ブログの圧倒的な質量に打ちのめされました。(20回くらいに小分けしていただけると....。)

    ぼくにとっては既視感がある作品が圧倒的ですが、先生の解説を拝読すると、新しい見え方がしてくるので不思議です。

    それから、ティッツァーノの「マルス、ヴィーナス、キューピッド」ははじめて知りました。

    また、このような”官能的な”作品(人によっては猥褻画とも)”やスザンナの水浴図、ダナエをさらりと取り上げて、そして読者を突き放し、何かに挑戦するかのイトゥー先生の一種の「意地の悪さ」にはいつも悩まされます。

    (注)純真な男の心をくすぐり、寄せつけておきながら冷酷に突き放して男を悩ます、漱石は三四郎の「美禰子」のようです。(男にはファメ・ファタルに惹かれるという悪弊があります。)

    • イトゥー より:

      Sさん、こんばんは!
      本当はもっと絵画載せて色々書きたいのですが、急ぎ足で更新しました。
      ちょいちょい更新していきますので、宜しくお願いします。
      ティッツァーノのマルス、ヴィーナス、キューピッドは、他の作品に比べて、官能さがダントツです。
      ウルビーノのビーナスもダナエも絡みはなく、あくまで女性が主役でした。
      今回のは絵に動きがあり、まさに愛し合うシーンですからヴィトンに選ばれるのも納得です。
      男性は女性で破滅したい願望があるのか、画家は美女と生首を好みます。
      しかも基本生首は自画像…。

  2. S より:

    男性は女性で破滅したい願望があるのか?と問われれば、もちろんYESに決まっています。

    そんなことを これまたサラリと のたまうイトゥー先生は、18歳のぼくの前に突然 現れて心をかきむしるだけかきむしって
    去って行った、2歳上の彼女のようでもあります。

    女性には、逆に、「男性を破滅させたい」という願望があるに違いないと思っています。だからでしょうか、母は、その彼女がぼくに
    近づくのをとても嫌っていました。(遠縁で小さい頃から知っていたようでした。)

    • イトゥー より:

      Sさん、こんにちは!
      男性の考える女性の男性を破滅させたい感情は、また違うと思います。
      女性は男性に破滅するほど愛されたいだけかと…
      そのぐらい自分に夢中になってほしいだけであって、破滅はしてほしくないと思います。
      結果的に破滅してしまう男性がでてきてしまっただけですw

  3. カルロス より:

    屑日本人、脳無しタイ人への毒舌のイメージがありましたが 今回の一連の記事 星の数程あるヨーロッパの宗教絵画への的確なコメント。 イトゥー女史の知的で繊細な別の一面を感じました。 

    私も 意味不明な現在アートの多くの作品は興味無し。 やはり宗教、信仰心で作られた美術品と金目で作った作品の違い??? 

    • イトゥー より:

      カルロスさん、こんにちは!
      皆さん私を暴虐無人な人間のように思っているようでショックですw
      芸術は生きていく上には必要ありませんが、心を慰めてくれるものです。
      ココイチの創業者宗次氏も貧しい時代、クラシック音楽が慰めてくれた記事がありました。
      生きていく上に心の糧になるのは芸術なので、教会側はとにかく信者=金蔓のため考えてたかもしれませんが、
      作り手の芸術家達は魂を高みにあげるためにこのような素晴らしい作品を残してくれました。

  4. じゃがりこ より:

    今回の旅行記面白いですね。各地の様々な画像から「たかだか数百キロ移動するだけで、こうも違うとは~EUって本当、力技だわ~」とか、教会の画像を見ては「主はこの様な事を本当に、お望みか?」とか思いました。絵画に全く縁の無い私は絵画画像を見て「あっ!画家の人たちは、自分の内なる狂気を人に具体的見せる為に絵を描いてるかしらん?って事は画家志望だったヒトラー総統は、ただ、それを現実世界に描いて見せただけだったのかも~」と中二病妄想が全開に成りました。

    • イトゥー より:

      じゃがりこさん、こんにちは!
      欧州は国によって本当芸術が違うから面白いです。
      正直、またロシア行きたいですw
      スペインは陽気とは裏腹な陰湿な感じの絵が多いです。
      また画家の出身によって、絵の雰囲気が違いますよね。
      イタリア画家、フランス画家、フランドル画家、オランダ画家って…。
      それぞれ特徴があるので、素人の私でもわかりますw
      ヒトラーが芸術家になっていたら、歴史は変わっていたかもしれませんね…。

  5. koji より:

    こんにちは。
    バベルの塔やっぱり崩れているんですね。
    現代アートの感想は同じく???です。
    前回出て来た有名人のなんとかさんと同じくらい?です。

    最後のへたうまタペストリー出てきてなんか安心しました。
    でもなんでこのタペストリーが収集されて残ってるのだろう?

    • イトゥー より:

      kojiさん、こんにちは!
      このバベルの塔を超える絵はないですね。
      バベルの塔というと、もうブリューゲルの作品になりますし、人気だったせいか何枚もあります。
      手前は崩れていて、神の怒りを買うことを暗示しています。

      最後のヘタウマは多分最古のタペストリーかと思いますw
      かわいいですよねwww

  6. アオキ より:

    今晩は、イトゥーさん

    カトリック教会の絵画は美しいですね!写真でも美しさが伝わって来ます!
    今は汚れてしまいましたが、子供の頃毎週日曜日に教会に通っていました。
    上手く言えないですが懐かしい気持ちになります!
    旅行楽しんで下さい。
    ココアの件はマリア・テレジアの名に免じて許してあげて下さい(笑)

    • イトゥー より:

      アオキさん、今晩は!
      早く旅行記を終わらせたいのですが、出張が重なり、更新が遅くなってます
      欧州に行ったら必ず教会に行きます。美しいので心が落ち着きます。
      やはり芸術はすごいです。
      お酒が入ってると思わなくて本当やられましたwww

  7. piro より:

    クリムト展(豊田市美術館)に行ってきました

    メイン展示は、「ユディトⅠ」でした
    これは、旧約聖書外伝の「ユディトとホロフェルネス」の一場面だそうです
    恍惚の表情をしたユディトが持っているのは、切り落としたホロフェルネスの頭部です
    やはり、聖書の知識がないと西洋美術は理解できません

    サブ展示は、「裸の真理」でしょうか
    真理を象徴する裸の女神ヌーダ・フェリタスを描いたものです
    足元に蛇がまとわりついているのは、男を破滅させる魔性の女であることを暗示しているそうです

    門外不出の「接吻」は、レプリカも展示されていませんでした
    ウィーンまで見に来てほしいというメッセージですね

    • イトゥー より:

      piroさん、今晩は!
      返信が遅くなり申し訳ございません!
      クリムトのユディトは恍惚な表情がメインで、生首が小さくてよく見ないと気づかないですよね。
      また肌の色で生者と死者をわけてます。
      ウィーンで見たイヴも足元に蛇がまとわりついており、まさに魔性の女でした。
      最高傑作と名高い接吻は門外不出なので是非見に行ってください!

コメントを残す

関連キーワード
おすすめの記事