金の買い方書いたけど、タイの金行の仕組みを知らない人がいるみたいなんで説明します。


前にも書いた気がするけど、もう一回書きます。

タイのゴールドの重量と呼び方

まずタイの金(今後、お金と区別つけるためにゴールドと書きます)は23Kが基本です。
24Kは純度99.99%、23Kは96.5%です。
24Kを取り扱っているお店はタイでは少ないです。
そして、ゴールドの単位はバーツとサルン。
1バーツの重量は15.2g。1サルンは重量3.8g。
クンサルンはサルンの半分という意味ですので1.9g。
バーツ、サルン、クンサルンって言葉がよく出てきますので、覚えておいて損はありません。
またゴールドの金額はその日その日のレートで変わりますので、毎日チェックしましょう。
そのため、店によって金額が違うということはありえません。
どの店に行ってもゴールドの金額は同じです。
差がつくのはネックレスなどアクセサリーを買うと細工代がかかるのと、その店の交通費が上乗せされています。
そのぐらいです。

ゴールドの流れ

 

①ゴールド鋳造している老舗金行(ヤワラートなど)
(基本金行のみにゴールドを売買。)
↓ ↓ ↓
②街中の金行
(基本ゴールドを担保にした金貸しが生業。)
↓ ↓ ↓
一般人

こんな流れです。
街中に沢山金行がありますが、あれは老舗(ヤワラート)から仕入れてます。
まず①の説明から。
①金を鋳造している老舗金行(ヤワラート)
これはざっと10社ほどあります。
各老舗でロゴが違います。このロゴ知っている人は非常に少ないと思います。
ルーペで見ないとわかりませんからねぇ。
あとはインゴット買えば刻印されているのでその時にロゴを見れます。
蛇のようなロゴはあそこの老舗、五重塔みたいなマークはあそこ…って感じで見分けがつきます。
Chin Hua Heng、Chiab seng hengとかありますが、一般人の知名度は低いです。
これらのゴールドは街中の金行でしか見れません。
タイの老舗金行は一般人と基本商売しませんから。
ちまちま一般人相手に物売るより、金行相手に売った方が楽だし、額が大きいからです。
そこにHua Seng Heang 和成興が老舗でありながら、一般人向けに売り出したわけですね。
そのおかげで抜群の知名度を持ち、さらにヤワラート以外にも支店をつくったわけです。
オンラインでゴールドの売買もできるようにしたり、ゴールドの積み立てを開設したりと精力的に活動しています。
だからタイ人の中ではゴールドならHua Seng Heang 和成興ってなっています。
次に②の街中の金行の話。
これは①老舗金行からゴールドを仕入れて一般人相手に売買しています。
ここは①とは仕組みが純粋に違います。
うちはこの②に当てはまります。
ぶっちゃけ金の売買なんて儲からんわ。
こちとら細工代とられてるわけだし、交通費のせないとやってられんわ。
1バーツ売れたところでたかが知れてるんだよね。
では何で儲けているかというとお金の貸し借りよ。
ゴールドを担保にお金を貸す。そして金利を取る。
これが一番の収入源。ゴールド以外の物は受け付けません。
その日のレートを見て、貸せる金額を見極めて貸す。
金利を2か月払えなくなったらゴールド没収。
これが②の主な業務なので、街中の金行に行ってインゴットください!と言ってもないです。
売買がメインではありませんから仕入れてません。
でもあなたがインゴットを売ることはできます。買い取りはします。
街中の金行ではアクセサリーを買うことをメインにされるのがいいでしょう。
各金行が各老舗から仕入れてきているので、デザインが多種多様です。
中には著作権侵害しているキティちゃんとかドラえもんの形の指輪とかもありますw
タイらしいですね…
次回はレートの見方と私がおすすめしている金行でも書きます。

コメント一覧
  1. S より:

    <貴重な資料です>
    ローマ時代からの、金をベースにした「マネー創造」が今でもなされているのですね。驚きました。
    (注)古代ローマ以来、貸した金の返還請求権が「通貨」(ここでは「決済」の手段という意味です。)として、転々流通して用いられました。また、返還されないと現物没収というのも古代ローマ以来の伝統です。(過去50年来の先進国では没収ではなく、精算尻に充当され、余ったらその分のゴールドは返さなくてはなりません。)
    これは貴重な情報です。ぜひ、この取引の起源や歴史、そしてその仕組みの詳細をおまとめになることをお薦めします。引用文献のインデクスをつければ、東大に提出するレベルの博士論文(経済学部または法学部)になります。
    それから、早稲田の岩村充教授(最近、通貨論であてました。)に情報を提供すると、大喜びなさると思います。
    イトゥーさまブログの新境地ですね。

  2. koji より:

    今晩は。
    バーツが重さだとかの情報ありがとうございます。
    一個前の記事見て、アホな質問するところでした...
    純粋に資産として買うなら延棒ですよね。
    売るときは重さでしか価値ないですから...

  3. piro より:

    前の記事と合わせると、現金20万バーツで24Kを152gほど購入できるという感じですか。
    これくらいなら、短期旅行者でも日本へ持って帰れますね。
    ハイパーインフレで国債を踏み倒すしかなさそうな状況ですから、真面目に検討してみます。

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