美術館からの帰り道…
BIG Cで適当に果物と野菜を買って我々はホテルに着いた。


大晦日だったけど、テロの危険も考慮してカウントダウンには参加しない方向で静かにホテルで待機。
のんびりサラダとか果物食べて、私と妹はベッドでくつろいでいた。
母はそろそろ風呂に入るかという時、突然鳴り響くアラーム。
火災報知機が耳をつんざくほどの大音量で鳴り響いたのだ!!!!!
とりあえず暖房機?か壁についてるあったかいパイプの上に洗った靴下を干してたんだけど、まさかこれが焦げたのか?!って思って靴下をぺってとっても鳴りやまない。
誤報だろうってことで、のんびりしてたが鳴りやまない。
うーん、火事??って感じでドアを開けてみたが、煙もない。
誤報やなっと私はそっとドアを閉じたんだが、妹がドアを開けてすごい形相で、
「焦げたにおいがする!!!!!!パスポートとお財布だけ持って!!!!早く!!!!!!!!」
まじかよ、って思いながら、妹と私は急いでパジャマの上からコートを着て、
幸い貴重品はリュックにいつも入れてたからそのままリュックを背負った。
洋服とかは捨てましたね。
問題はオカン。
ちょうどお風呂入ろうとしたからバスタオル一枚!!!
妹「母さん火事だよ!!!早く!!!!!!!」
命かかってるから妹も必死。
母も慌てふためきながら1分1秒惜しいので、上からロングコートを羽織って貴重品入った鞄を持ってスリッパのまま我々は脱出した。
我々のあわてぶりに感化され、隣の部屋のインド人たち(この時初めて隣がインド人って知った)も急いで脱出。
最悪なことに部屋は6階!!
しかも階段は小さい螺旋階段!!!!!
降りるだけで目が回る~!!!!
なんとか1階に着いたら、数人が避難していた。
チェックインしようとしている宿泊客のお兄さんが受付誰もいないし、
なんか宿泊客が集まってるし、
火災探知機めっちゃ鳴ってるし…おろおろ
って感じで可哀想だった。
10分ぐらい待っても管理人のおっちゃんがいない。
気づくとオカンは近くにいた白人のおばちゃんと、
「私なんてコートの下バスタオル一枚で飛び出してきたのよ!」
ってオカンイングリッシュで会話してた。
燃えてないし、これは誤報だなって感じで帰るインド人達。
その数分後、管理人のおっちゃんが慌てて額の汗を拭きながらでてきた。
「皆、誤報なんだよ!ごめん!!」ってなんか言ってた。
なーんだって感じでぞろぞろと帰る人達。
我々もエレベーターに乗り部屋に到着。
オカンは、
ボロホテルの上に火災探知機鳴って、
お母さんバスタオル一枚で逃げる羽目になるし!
とプンプンして、風呂に入っていた。
私はとりあえず眠いからベッドで寝ようとしたら、
妹が隣のベッドで腕を組んでしかめっ面をしてた。
一応コネクティングルームでオカンはダブルベットの部屋、私と妹はツインベッドの部屋。
妹「あれ、本当に誤報だったのかよ。
誤報なら原因はなんなんだよ。説明してくれないと寝れない!!」
私「どっかのバカが部屋でライター使ったとかパン焼いたとかじゃないの(すでに毛布に包まれてる)」
妹「ちょっともう一回非常口確認してくるわ!!!
もう今夜は不安で眠れないわ!!!!」
サクッと立ち上がり妹は部屋に貼られてる非常経路を確認、
さらに廊下に出て行き非常口の確認をした。
そして窓も確認しに行った。
説明しよう!!!
妹は極度の心配性&ビビリなのだ!
飛行機乗る時も毎回墜落しないかビビってるし、少しの揺れですぐ起きる!!
さらにナポリの青の洞窟を誘ったら船だから嫌だと拒否られた!
落ちたら死ぬ確率高いかららしい。
とにかく本当にビビリ。
一通り確認した妹はベッドに座ると神妙な顔で言った。
妹「脱出経路が階段しかない…
一階が燃えたらうちらアウトだ…
窓から飛び降りれるけどここ6階だから死ぬわ」
私「火事にならんから寝ようよ」
妹「ちょっとマジで対策練らないとダメだから!!!

寝てる場合ちゃうで!!!

一階が出火元だったらマジ死ぬから!
逃げ場ないから!!!!」
私「窓から飛び降りればなんとかなるやろ(うとうと)」
妹「一分一秒争うんだよ!!!
煙吸わないようにハンカチを近くに置いておかないと!!!
あと窓から飛び降りる方法も考えないと!!!」
私「このマットレス投げておけばいいんじゃないの?(ハナホジ)」
妹「うちらの部屋のマットレスを2個投げてもヤバイがないよりはましかな…」
私「ベッドシーツをさ、繋げてベランダに括り付けて降りればよくね?よく漫画であるやん」
妹「そうすれば2階ぐらいまでいけるかな!?
有事の際は一分一秒争うから今のうちにベッドシーツを繋げておこう」
こうして私は起こされて、妹と二人でベッドシーツをはがし両端を固く結んだ…
妹「結び目を水で濡らすと固くなって解けにくくなるから。
あと役割も決めなきゃいけない。
こういう災害の時にパニくらず動けるようにしないと。
母は期待できないからうちらが動くしかない。
ベッドシーツをベランダに括り付ける人とマットレスを投げる人、どっち」
私「私マットレス投げるわ」
妹「わかった、じゃあ私がベッドシーツをベランダに括り付けるわ」
私「超重要だぞ、その任務は。解けたら皆死ぬからな」
妹「解けないかもう一回引っ張るわ。
火事になったら即窓を私が開けるから姉さんはマットレスを投げて!!!
降りる順番も考えとかないと。私、オカン、姉さんでいい?」
私「それでいいわ。
オカンが最後だったら危ないし真ん中がベストやな」
妹「よし、もう一回結び目を確認しておかなきゃ!!」
こんな感じで1時間ぐらい火事の時のシュミレーションをやらされ、
実際にマットレスを持ち上げて投げれるかも確認した。
バックドラフト現象とかマジやばいよねーなんて話をしていた。
そして鞄、コートを近くに置いて、いつでも着て逃げれるように準備した。
オカンは隣の部屋で爆睡してた…
寝て数時間後、花火の音で目が覚めた。
凱旋門近くのホテルなんでめっちゃ聞こえてきました。
あれ、今年は花火をやらないって聞いてたんだけどなぁ。
残念ながら花火は見えませんでした。
オカンも目を覚まして、凱旋門行く?って聞いたら、寒いから無理!ってなった。
マジでその日は寒かったから、私も妹も外に出る気なし。
そうして我々はお正月を迎え二度寝したのだった…
次はセーヌ川クルージングとエッフェル塔だよ!
続く。
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コメント一覧
  1. カワ より:

    旅先での火事騒ぎマジでビビりますよね。しかも誤報でも何で起きたのか説明しろよと。やはりパリ辺りだと歴史はあるけどいざ火事だと避難経路とか妹さんみたいに心配になりますよね。

  2. おじさん より:

    イトゥーさん、こんにちわ^^
    せっかくの旅行災難でしたね^^
    誤報で何よりですが、後から思い出すと楽しい思い出ですよ^^
    しかし、妹さん、可愛いですね^^
    読んでて笑みが止まりませんでした。
    妹さんぐらい用心深いほうが、人生良いかもしれませんよ^^
    念には念を!ですね。

  3. より:

    イトゥーさまがこのように面白可笑しくお書きになるのも珍しいですね、というか、このブログでは初めての快挙ではないでしょうか?

  4. スミー より:

    はじめまして。いつも楽しく拝読してます。
    私も似たような経験したことありますよ。
    香港に行った時、いつものホテルが満室であの重慶マンションの隣の名前だけは一流のインペリアルホテルで、真夜中に警報鳴りまくり…後はイトゥーさんと同じ…。幸い?1人だったんで避難訓練は免れました。

  5. koji より:

    今晩は。
    妹さん慎重主義なんですね。台湾旅行記などではイトゥーさんの方が慎重お姉ちゃんと思ってました。
    無事で何よりですw
    北欧に出張で行った同僚は風呂にお湯貯めながら浴室の扉を開けて奥さんへ電話をしていたそうな。(部屋が乾燥していたので)
    火災警報器がなり部屋の外も確認したけど燃えている気配無し。
    誤作動と決め込み、風呂に入っていたら部屋に消防士が乗り込んできて...!
    かなり怒られたそうですが、何言ってるかは分からなかったとの事。
    私も避難経路確認と浴槽にお湯貯める際には扉閉めてます。
    タイで消防士出動させたら、請求書来そうで怖いので...

  6. ウドム より:

    イトゥーさまこんばんは。
    前回のモンブラン美味しそうでしたね。不味いモンブランは栗ペーストにホイップクリームを入れる量がバランス悪いのでボヤけてしつこくなるんですよね。
    しかし火災報知器の誤報からの妹さんの行動は頼もしいですねw自分ならもう寝たフリしてしまいそうですが、妹さんは真剣なのでしょうね...本人には申し訳ないですが中々笑えましたw
    ちなみにイトゥーさまの妹さんはタイに居られるのですか?お母様はたまに登場しますが、妹さんはあまりブログに出てこないので。

  7. より:

    横浜の西のはずれですが、こちらは零度、1~2度の日々に耐えています。22度で文句を言っては「あきまへん」。(関西弁、この言い方で合っていますでしょうか?)
    フランス編、家族で拝読、みな、面白がっていました。ぜひこのように軽妙洒脱なものも時折織り交ぜてください。(いつか、出版し、世に問うべきです。思いますに、4冊分くらいの質・量があります。)

  8. とんとん より:

    初めて読後の感想を送らせてもらいます。
    以前からイトウーさんの文章を読ませてもらっていて、はっきり表現して 自己主張はする時はビシッとする人という印象をもっていました。
    今回の火事騒ぎ編でのやり取りを読んでいて、25年ほど前にフジテレビ系列で放映されていた やっぱり猫が好き、、、を思い出しました。
    恩田家三姉妹しか登場しないドラマで長女 もたいまさこ 次女 室井滋 三女 小林聡美 が演じるドラマです。
    イトウーさんの文章から想像して、三女の役の小林聡美さんが演じるキミちゃんのようなキャラクターの人だと思っていました。
    今回の火事騒ぎ編、やっぱり猫が好き、、、の脚本を読んでるような気がしました。
    イトウーさんの妹との会話はコメデイードラマそのものでした。
    今回 改めてgoogleでやっぱり猫が好き、、、を検索してみたら 三姉妹のキャラクターが こと細かく表記されていて 、大変楽しく読み入ってしまいました。
    イトウーさんも是非御一読を。
    そしてDVD もご覧になって見てください。
    勝手に想像して、投稿して申し訳ありません。

  9. より:

    ティツィアーノ展(Titian and the Renaissance in Venice)に行ってきました。「65才以上無料」の第三水曜日なのに、すいていました。
    ウフィツィから2点、ミラノから3点きていました。非常に感動しました。こうして趣味の幅が広がっていくのも貴ブログのおかげです。お礼申し上げます。<感想など、別の機会に>
    追伸:マグダラのマリアの目からは涙が伝わっていました。去年見たカラバッチョのマグダラのマリアからも涙がこぼれていました。(西洋絵画で涙を見るのはこれが2例目でした。)

  10. Murahyan より:

    イトゥーさん一族は永久に不滅、生きなが得る一族だと思います。
    私の家族だと、焼け死んでます。
    妹さんもさることながら、
    姉のイトゥーさんもなかなかですね。
    私【超重要だぞ、その任務。解けたら皆死ぬからな】
    これって、妹さんのために、姉としてきちんと参加して、楽しんでやっているなと思います
    この話を読んで
    楽しくて、一日中にやにやしてました。
    私の周りの人は、変な人と思っていたこと確実です。
    うちの家族では1時間も練習は絶対しないと思います。焼け死ぬ家族です。
    また、妹さんの話聞かせてください。
    ※あんまり、関係ないですが、こぴぺできないのは、なんか設定してるんですかね。

  11. あきを より:

    イトゥーさんオツです✨
    条太郎と丈助の会話ですやん(*´∇`*)
    「超重要だぞ~」のくだりwww!
    めっさcool!

  12. S より:

    存在を否定し、「合法化または非犯罪化」を阻止しないとシノギができなくなるみたいですね。(Bangkok Post紙による。)
    「バンコクナイツ」(昨日公開)はそうした女性に救いを求め、入れあげる日本男子の物語のようです。なぜ、これが日経紙「五つ星評価」なのか理解に苦しみます。(45年も購読してきた日経もこのへんで打ち切りにしてやるか??)

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